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スノーケリングは手軽でお子様からご年配の方まで一緒に楽しい時を過ごすことができる貴重な活動です。それだけではなく自然の豊かさや時に厳しさも垣間見せてくれるエコな活動なのです。
ハワイ諸島の中で最もスノーケリングに適した島はマウイ島です。その理由は島が完成した時代から現在まで生物の発達に十分な時間を与えているためと、人口がそれほど多くないので生活排水によるダメージも少ないからだと思います。 ハワイ諸島には川が殆どありません。雨水は滝になってすぐ海に流れて出てしまいますからミネラルが少なく海藻が育ちません。それで海から磯の香りがしないのです。 その代り透明度のいい澄んだ水の上を飛んでいるのような気持ちにさせてくれるのがマウイの海なのです。
左のエリア情報の中からビーチ情報を参考にしてポイント選びから始めてみましょう。

【道具の準備】
ご自分のものをお持ちならマウイまで是非持参してください。
マスク:フィット性は重要です。街のスーパーに安く売っているもの(ゴム臭かったり、ビニール・ホースのような匂いがしたりするもの)は購入せず、シリコン製の柔らかいものをお選びください。 頬骨の高い人や目と目の間隔が離れている人は大きめのマスクを、目と目の間の感覚が狭い人は小さいマスクを選ぶようにしましょう。
選び方はストラップを頭に掛けないで、マスクを軽く顔に当て、鼻から息を吸い込んだ時、簡単に吸い付いてくるものを選びます。購入を考えている方は密着するものの中から上下にレンズが長い、カマキリの目のような形のものが水面を泳ぐときに視野が広く、スカートといわれるシリコン・ゴムでできる部分は透明よりも黒い方が水中のものがよく探せます。
スノーケル:左側に着けます。口の大きさに合ったマウスピースで蛇腹ではなく、顔の形に添ってカーブしているものの方が長くくわえていても疲れません。必ず排水弁付きのものを購入してください。
上部に水の浸入を防ぐ弁が付いているものもありますが、万が一壊れたとき息が吸えなくなる場合もありますし、水中に潜った時に水の抵抗で揺れるためマスクに水が入る時がありますのであまりお勧めしません。
フィン:素足に履くフルフット・タイプのものが良くしなるので水面を泳ぐのに適しています。しかし裸足では岩場を歩けないのでソックスといわれる薄手のブーツを履いてからその上に履けるサイズのフィンがいいでしょう。殆どのフィンはスキューバー・ダイビング用に開発されたと云っても過言ではありません。スノーケリングに適したものはシンプルでオーソドックスなものをお勧めします。
ブーツ:フィンのところでもお話ししましたがフルフット・タイプの下にソックスと言われる薄手のブーツを履きます。しかし長い距離岩場の上を歩かなければならい状況ではしっかりとした靴底のブーツにストラップ式のフィンを履く方がいいでしょう。
グローブ:不用意に触ってしまったものから手を保護するためと考え下さい。僕はスノーケリングの時は環境保護のためグローブはしません。
ウェット・スーツ:スプリングといわれている半袖、半ズボンの2.5mm程度のものがいいと思います。それ以上の厚さや長さのものは水中に潜るのに大変な労力が要りますし、潜ってもすぐに浮かんで来てしまいます。
ウェイト:付けない方がいいと思います。ベテラン・スキンダイバーは3mmのフルスーツに3〜5sぐらいのウェイトを付けますがそれは魚を突くために身体を安定させる目的でします。
スノーケリング・ベスト:Topの写真の女性が着ている黄色のもので、空気の出し入れができます。子供用は中に発泡スチロールのようなものが入ったベストで、それを着て潜ることは出来ません。保温効果が少しありお子様の体温損失をある程度防げます。
浮具:スーパーに売っている一番小さな安めのものを買いストラップを手首に巻き付けます(Top写真の少年参照)。

窓付きボディーボード($35位)があるとマスク装着を嫌がる4才以下のお子様も家族に交じってスノーケリングできます。

【テクニック】
泳ぐポジションですが顎を突き出し、胸を張って、手を休めの姿勢のように後ろで組むと楽に早く泳げます。
決して真下を見ない事。スノーケルから水が入ってきます。
フィンキックは膝をほんの少しだけ曲げ、足首の力を全て抜き、腿の力でバタ足します。
止まっている時は両足を広げバランスを取ります。手は出来るだけ使わず、顔もやたら上げません(身体を立てるとどうしても立ち泳ぎをしてしまい無駄に体力を失います)。
曲がる時は行きたい方向と反対の足を斜め後ろにしながら徐々に進路変更します。急に転回したいときは曲りたい方の肩を下に身体を90°傾け、えび反るようにしてフィンキックします。
マスク・クリアー。マスクに水が入ったらマスク上部を抑え鼻からハミングするよう空気を出すと、マスクの鼻の下の部分から水が出て行きます。
スノーケル・クリアー。スノーケルに水が入ったら息を止め、咳をするような勢いで「トゥッ」と言ってマウスピースに強く息を吐きます。すると弁から排水されます。次に息を吸う時はまだ水が残っているかも知れないので注意深く吸って下さい。まだ残っているようでしたら肺に空気が満たされたら同じことを繰り返します。
サーフェイス・ダイブは水中に潜る方法です。先ずうつ伏せで浮かんでいる状態で息をゆっくり吐き、自然に息を吸います。これを3回くらい繰り返してから大きく吸い込んだ時に息を止めます。
次にうつぶせのまま体育座りのように膝を抱え、倒立するように頭を下にしたまま両足を高く水面より上に上げます。
足の重みで身体が沈み、フィンが水面下に入ったと同時にキックを始めます。
そのとき圧力の影響で鼓膜が押される感じがしますので痛くなる前に耳抜き(鼻をつまんで息を鼻から出そうとするしぐさ)をすると中耳に空気が送られ圧平衡でき違和感が無くなります。これは約1m毎にします。上がってくるときは何もする必要はありません。

スノーケリングが終わって家族全員が笑顔になっていたら大成功です!

*本サイトの情報をご利用になる前に必ずお読み下さい

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