カフルイ空港から片道48マイル、約2時間走るとカハヌ・ガーデンに到着します。ここは16世紀にマウイ島の歴史上もっとも尊敬されたチーフ、ピイラニの権威を象徴する宗教的建造物ハレ・ピイラニがあります。
このヘイアウ(祭壇)を含む神聖な土地を引き継ぐハワイアンの方の苗字はマツダさんといいます。そう日系人なのです。
2016年にご縁がつながり、この祭壇の上で祈祷を許された数少ない方々の中で、おそらく純粋な日本人は私だけだと思います。

この土地に秘められたお話は口伝でのみ伝えられ、一般の方にはご紹介できないのですが、ハワイアン文化をリスペクトし、マウイを愛する日本の方たちと、マウイ島のアリイ(王族)のスピリットをお繋するのが僕の役目です。

全てのハワイアンの共通のご先祖はハロアといい、サトイモ科のカロ畑を最初に作った人たちです。その先人たちの主食でしたのでとても大切に扱われていました。味はタロで作ったポイに似ているそうです。

オヘといわれるハワイアン・バンブーはハワイアンの文化に欠かせない植物でこの公園でも栽培されています。それは楽器にしたり、長さを測るのに使ったり、装飾的道具として使用されました。


アヴァといわれるこの植物の根をすり潰し、ハーブティーを作り飲みます。
この儀式は自然やご先祖に感謝を伝え、その日感じたことや、友人の健康や安全を祈祷したりするときに使われます。


KOUと呼ばれるこの木から、小さなオレンジ色の無臭の花がさき、それを摘んで糸を通しレイをつくります。木自体は木目が美しく、賞品として送られます。これはハワイやポリネシアの固有種です。

 

オヒ・ア・アイは夏になるとスモモくらいの大きさの赤い実をつけます。英語でマウンテン・アップルと言われ、食べると味の薄いサクランボみたいです。

ワイアナパナパ州立公園の伝説の泉です。


 

*ピイラニ王の祭壇めぐり(9時間)
【料金】$250/名 (入園料、ランチ、飲み物込み)*日曜休園
最少催行人数2名様、最大7名様まで

【スケジュール】
7:30 ホテルへお迎えに上がります。
8:30 パイアの町でお供え物などを購入します。
10:30 禊をします。
11:00 カハヌ・ガーデン入園
12:00 ハナ・タウンでランチ
13:00 ワイアナパナパ州立公園散策
14:00 ハナ出発
16:00 ホテルお送り

*ランチは地元のお弁当屋さんでハワイアン・フードを購入し、取れたてのフルーツをみんなでシェアしながら景色のよい場所で食べましょう。
(お一人$10位)

*美しいハナ・ホテル(トラバーサ)でのランチ($25位)をご希望の方はお申し込みのとき、その旨お知らせくださいませ。

*お申込み

*持ち物
 海や泉に入りたい方は水着を着て、バスタオルをご持参ください。ストラップ付きのサンダル、長袖のウィンド・ブレーカー、帽子、サングラスなど。

*ご注意
虫よけスプレーはアメリカ製のものをご用意していますが、お肌が敏感な方はご自分に合ったものを持参してください。

ハワイアン・ノニはポリネシアンで一番効用の高い薬草です。熟れたときに腐ったチーズのような刺激臭があります。これは錠剤やノニ・ジュースとして、オーガニック・スーパーなどで売っています。